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心ひとつに キャンドルナイト

07月
09
7/ 9 ご要望にお応えすべく、「小ナス」を育てましょう!!

[小ナス] ブログ村キーワード:ペットボトル栽培、果菜類

本ブログをご覧頂きありがとうございます。

少しの時間だけ、ペットボトル栽培のお話にお付き合い下さい。

 

今回は「小ナス」を育てたいと思います。

 

これまでナス科に属する'ミニトマト''ピーマン'は育ててきましたが、

同じナス科である'ナス'については育てていませんでした。

 

実のところ、同じナス科の中でも'ナス'はキュウリ以上に繊細な野菜なので

栽培の難易度が高いことからペットボトルで育てることはお勧めできず、

これまで公開を控えてきました。

 

しかしながら、ペットボトルで'ナス'を育てることができないかという

ご要望を多数頂いていたことから、その皆さんのご期待に応えるべく

今回育てることにしました。

 

長年ペットボトル栽培に取り組んでいても難しいと感じる'小ナス'

いかに分かりやすくお伝えしていけるかが今回の課題だと思いますので、

何かご不明な点がありましたらお声掛け下さい。

 

それでは、皆さんにも「小ナス」を育ててもらえるように、

これから実例を交えながら詳しく解説していくことにしましょう!!

 

★品種選び★

「ナス」は枝葉を広げて大きな実を着ける野菜であり、

収穫期には土の栄養素を多く吸収します。

 

このため、土の容量が限られたペットボトル栽培では土の栄養不足に

なりやすいことから、一般的な大きさより少し小ぶりな実を着ける

「小ナス」を育てるのが適しています。

 

「小ナス」は販売各社から様々な品種が出ておりますが、

その品種間における生長の違いはありませんのでお好みでお選びください。

 

今回の栽培ではサカタのタネ社から販売されている「ごちそうなす」という

品種を選び、生長する様子をお伝えしていきたいと思います。

ペトさい(小ナス)01

 

上の写真では分かりづらいかもしれませんが、「小ナス」の種には

品種によって色の付いた薬剤が塗布されているものがあります。

 

これは薬剤処理といって、発芽直後に土壌被害などから種を守るために

予め色の付いた薬剤を塗布したもので、このような薬剤処理された種には

必ず種袋の裏側にどのような薬剤を塗布したかが記載されています。

ペトさい(小ナス)02

 

 

★播種時期と発芽日数★

品種による多少の誤差はありますが、

「小ナス」の播種時期と発芽日数は以下のようになります。

 

播種時期:3月上旬~5月中旬

発芽日数:播種後5~8日

発芽率:80%

発芽適温(地温)2530

 

※ 上記のデータはいずれも中間地(温暖地)によるものです。

 

 

★使用する土★

「小ナス」を育てるときに使用する土は

市販の野菜用培養土であれば問題なく育てることができます。

 

しかし、今回の栽培では初めから一つの鉢で育てることはせず、

小さな鉢に種を蒔いて育苗させた後、大きめの鉢に植え付けるという

二段構えで育てることになるため、育苗時と植え付け後で使用する

培養土はそれぞれに適したものを使い分ける必要があります。

 

従って、育苗時に使用する土は種から発芽させ苗を育てることを

目的とすることから'市販の粒状種蒔き用培養土'200(ml)用います。

ペトさい(粒状培養土)03

 

植え付け後に使用する土は植え付けた「小ナス」の実付きを

よくしないといけませんのでしっかりと元肥を施す必要があり、

下図に示す'市販の粒状野菜用培養土'を2()使用するのに対して、

一摘みの'リン酸系肥料''発酵油かす'を混ぜ込んだ土を使います。

ペトさい(粒状培養土)01

 

リン酸系肥料は「小ナス」の実付きを良くする為に用いるもので、

今回の栽培ではバッドグアノを使用し、収穫後の追肥にも利用します。

ペトさい(有機肥料)02

 

発酵油かすは葉の生育を良くするために用いるもので、

葉の色が悪くなったときに追肥としても利用します。

ペトさい(有機肥料)01

 

また、普段の水やりの代わりに'栽培用炭酸水'を週2~3回程度与え、

「小ナス」の生育を活性化させます。

ペトさい(栽培用炭酸水)01

 

'栽培用炭酸水'の作り方につきましてはこちらをご参照ください。

 

 

★鉢選び★

今回育てる「小ナス」は根を深く張る野菜です。

 

しかしながら、今回の栽培では初めから一つの鉢で育てることはせず、

小さな鉢に種を蒔いて育苗させた後、大きめの鉢に植え付けるという

二段構えで育てることになるため、育苗時と植え付け後で使用する鉢も

それぞれに適したものを使い分ける必要があります。

 

従って、育苗時に使用する鉢は種から発芽させ苗を育てることを

目的としますので'小型ペットボトル鉢'を使います。

ペトさい(ペットボトル鉢)05

 

植え付け後に使用する鉢は根を張っても問題なく育てることができ、

安定した収穫が期待できる'縦型ペットボトル鉢'を使います。

ペトさい(ペットボトル鉢)01

 

なお、2種類のペットボトル鉢を新規で作られる方は

下記のリンクをご参照の上製作してみてください。

小型ペットボトル鉢の作り方】【縦型ペットボトル鉢の作り方

 

 

★種蒔き作業に必要な道具★

種を蒔くときに必要な道具を下記に示しますので、各自ご用意ください。

 

小ナスの種、小型ペットボトル鉢、霧吹き、

移植ゴテ、粒状種蒔き用培養土、ワラ

ペトさい(小ナス)03

 

 

★種蒔き作業時の注意点★

・「小ナス」の種は嫌光性種子のため、覆土は厚さ1(cm)程度かけること。

・播種後の水やりはたっぷりと与えること。

・播種後の乾燥対策として、ワラを敷き詰めること。

 

 

★種蒔き作業手順★

ペトさい(小ナス)04

'小型ペットボトル鉢'に「粒状種蒔き用培養土」を入れます。

粒状種蒔き用培養土は鉢の縁から2(cm)下まで入れるとよいでしょう。

 

また、粒状野菜用培養土を粉末状にした土を薄くかけることにより、

種を発芽しやすくすることができます。

ペトさい(小ナス)05

 

ペトさい(小ナス)06

種蒔き用培養土を入れたら「小ナスの種」を点蒔きします。

 

このとき、種と種の間隔は3(cm)程度開けて蒔くようにして下さい。

ペトさい(小ナス)07

 

ペトさい(小ナス)08

'小ナスの種'を蒔いたら「粒状種蒔き用培養土」で覆土し、

水の入った「霧吹き」で土を湿らせます。

 

ペトさい(小ナス)09

'霧吹き'で吹き付けたら「ワラ」を敷き詰め、

もう一度水の入った「霧吹き」で吹き付けて、種蒔き作業は完了です。

 

ワラを敷くことにより土面の乾燥を防ぐだけでなく、

土の温度上昇を抑える効果や保湿効果が期待できます。

 

 

★最後に★

皆さん、「小ナス」の種を蒔くことはできたでしょうか?

 

今回の栽培で種を蒔いた鉢は2鉢使用していますので、

これから育てる際には下図に示すトレイに入れると管理しやすくなります。

ペトさい(小ナス)10

 

「小ナス」は嫌光性のため、トレイに入れた鉢は木漏れ日が入る程度の場所に

置いて育てるようにしましょう。

 

最後に、今回の「小ナス」の種蒔き作業にかかった費用を

以下に示しますのでご参考ください。

◆小ナスの種蒔き作業にかかった費用◆

購入した商品

数 量

単 価

金 額

小ナスの種

1

464

464

霧吹き

1

108

108

種蒔き用培養土<粒状>(5L)

1

398

16
(200ml使用)

移植ゴテ

1

108

108

ワラ(200)

1

498

5
(2本使用)

合計金額 

701

※ 「小型ペットボトル鉢」を新規で製作する場合は別途費用が掛かります。

次回のお話に続く

ブログ管理人 M.Ishii

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